ITの急速な発展により、産業構造やビジネスモデルは、我々が今まで経験したことのない程のスピードで変化しています。日本企業が国際競争を勝ち抜くためには、業務効率化や利便性の向上を目的とした守りのIT投資にとどまることなく、企業価値向上や競争力強化に結びつく戦略的な攻めのIT投資を行うことが重要です。
このような背景の中、経済産業省は東京証券取引所と共同で東京証券取引所の上場会社の中から特に優れた「攻めのIT経営」を実践している企業を「攻めのIT経営銘柄」として業種区分ごとに選定・公表する取り組みを2015年より行っています。
大京が「攻めのIT経営銘柄2018」に選定
大京は、今回、企業価値向上への寄与(生産性、ビジネス拡大)や新たなデジタル技術の活用について評価いただき「攻めのIT経営銘柄2018」に選定されました。
※(グラフ項目)
Ⅰ:比率:経営方針・経営計画における企業価値向上のためのIT活用
Ⅱ:企業価値向上のための戦略的IT活用
Ⅲ:攻めのIT経営を推進するための体制および人材
Ⅳ:攻めのIT経営を支える基盤的取組
Ⅴ:企業価値向上のためのIT投資評価および改善のための取組
ICTへの取り組み事例
ICTを活用した様々な取り組みを推進しています。
新しい情報技術への積極的なトライ
①AIチャットボットの導入(社内ヘルプデスク等)
②AI管理員・コンシェルジュ
③VRを利用した物件環境・建物の疑似体験
④スマートグラスを活用したビル管理業務
⑤顔認証技術を使ったマンションセキュリティ管理 など
レガシーシステム※の改善
現在、各種業務基幹システムの再構築に取り掛かっています。システム開発のみならず業務改善をあわせて行い、また、ノウハウなど過去のよい点は継承しながら再構築を推進しています。
引き続き、ICTを活用した顧客サービスの提供により、お客さま満足度を高めるとともに、業務の遠隔化および無人化、機械化を推進することで、労働生産性の向上を図ってまいります。
技術面の老朽化、システムの肥大化・複雑化、ブラックボックス化したシステム
(2018年5月時点)