建替えとは

築年数が経過し老朽化したマンションを再生させる方法のひとつに「建替え」があります。
建替えの検討にあたって知っておきたい基礎的な知識をご紹介します。

“マンション建替え”とはなにか。

現在、築30年以上のマンションの数は100万戸を超えるといわれています。
人間と同様に丈夫なつくりのマンションも年を重ねると、配管のつまりや壁のひび割れなど、あちらこちらに不具合や障害が生じてきます。今は住むのに支障がないとしてもそれらを放置しておくと、徐々に劣化が進み取り返しのつかない状態になってしまうかも知れません。

「マンションの建替え等の円滑化に関する法律」によって建替えに関する法整備も進み、高経年マンションを「高齢者にやさしいバリアフリーのマンション」「住宅品質や性能の高い快適なマンション」「セキュリティの高い安心・安全なマンション」「資産価値の高いマンション」へと区分所有者が主体となって建替えることが可能になりました。

区分所有者が主体となって、
高経年マンションを
  • 高齢者にやさしい
    バリアフリーのマンション
  • セキュリティ性の高い
    安心・安全なマンション
  • 住宅品質や性能の高い
    快適なマンション
  • 資産価値の高い
    マンション
へと、再建築することが可能です。

「建替え」により実現可能な例

新しい基準にあった設計と最新の住宅設備を導入し、旧来のマンションのさまざまな課題に対応する「建替え」には次のようなメリットがあります。

建替えのメリット
区分所有者が主体となり
プランニング
区分所有者の要望を取り入れた全体住棟プラン
現在の耐震基準に適合した建物構造
個々の希望に応じた住戸面積・住戸間取り
上下・隣住戸の生活音問題を解消する躯体構造
時代に応じた
快適な住まいを実現
高齢者の居住基準に合致したバリアフリー住宅
最新の住宅設備を導入した快適な住まい
省エネルギー基準を満たした環境に優しい住宅
セキュリティ機能を施した安心な住環境
コミュニティ形成と
資産価値の向上
新たな入居者によるコミュニティ年齢構成の変化
不動産資産価値の向上

「建替え」「修繕」「バリューアップ」との違い

高経年のマンションを再生させる方法は他にもさまざまあります。
「建替え」「修繕」「バリューアップ」それぞれのマンションの状況に応じた解決方法を検討していきましょう。

建替え
お住まいのマンションを建て替えることで新しい基準にあった設計と最新の住宅設備を導入し、旧来のマンションのさまざまな課題の解決を目指します。
修繕
劣化した部分の修理・交換をし、建築当初の性能や機能を回復させます。
また「大規模修繕」では、外壁塗装・防水加工・給排水管の更新など、より大掛かりな工事を行います。
バリューアップ
設備や仕様を高め、建築当初より快適性・機能性・効率性を高めることを目指します。
耐震補強工事やエレベーター設置工事などがこれにあたります。

これまで培った実績とノウハウを駆使し、新たな法令や支援制度を最大限活用しながら
頼れるパートナーとして、皆様の理想をカタチにするお手伝いをさせていただきます。

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