近年注目されている「リノベーション」。築年数の経った住まいに手を加え、より価値あるものにする。壊しては造るというスクラップ&ビルドの社会から、建物を長く大切に使うストック型社会へ向けた取り組みを紹介します。
インテリアブランド「ACME Furniture」とリノベーション事業でコラボ
大京穴吹不動産は、リノベーションマンション「Renoα(リノアルファ)において、インテリアブランドである「ACME Furniture(アクメファニチャー)」と協業し、内装仕様・インテリアコーディネート監修をしたコラボレーションプロジェクト「アメリカン・ヴィンテージの暮らし」を提案する物件を発表しました。
ACME Furnitureは、アメリカのヴィンテージ家具を独自の価値観でセレクトし、専門職人による丁寧なメンテナンスと、さらなる価値を加えて家具を輝かせる『クラフトマンシップ』という思想のもとに家具を取り扱っています。
一方、Renoα(リノアルファ)は、仕入れ時から中古マンションの知識を豊富に持つ建築担当者が厳正なチェックを行い、快適な住み心地を追求したプランニングと、入念な施工検査、充実したアフターサービスを提供しています。2015年度には、グッドデザイン賞も受賞しました。
両社の「価値あるものに手を加え、再生しながら長く大切に使う」という共通の思想のもと、今回のコラボレーションが実現。空間デザインに新たな発想が加わり、住まいにこれまでにはない魅力が生まれました。
マンションの造り手として解決すべき社会的課題
「家は手入れをしながら長く使い続けるもの」という考えが浸透している欧米諸国に比べて、日本では新築志向が強く、既存住宅(中古)の流通割合が低い現状があります。
大量消費を避けて資源を大切に使い、廃棄されるものを最小限に抑える循環型社会への移行の必要性が高まっている今、大京では、リノベーション事業に注力し、ストック型社会の実現を目指す努力を続けています。
(出典:国土交通省 住宅経済関連データ)
既存住宅流通シェアの国際比較
変化するライフステージにあわせ、住まいのトータルサポートを実現
中古マンションの良さを残しながら、時代に応じたプランニングを行い、
新築時にはなかった設備仕様などの付加価値を加え、より価値あるものにする。
マンションを造って終わりにするのではなく、適切な維持・管理や、リノベーション、賃貸管理や売却など、グループの経験とノウハウを活かし、お客さまの変化するライフステージと多様化するニーズにあわせ、住まいのトータルサポートを実現しています。
住まいも 長生きする国へ
首都圏では、3年連続で中古マンションの成約件数が新築マンションの供給戸数を上回り、今後ますます中古マンションの流通は活性化していくと考えられます。
壊しては造るというスクラップ&ビルドの社会から、建物を長く大切に使うストック型社会へ。
大京は、価値あるものを次世代へ繋ぐため、リノベーション事業で住まいに新たな価値を提供していきます。