2022年12月撮影

D-TALK 003. 大京社員 CROSS TALK
女性メンバー編

大京の社員同士が、会社への想いを語り合う対談企画。今回は、自分らしくキャリアを磨き、日々前進を続ける皆さんに集まっていただきました。

対談メンバー

安友 明子

2018年入社
建設管理部 商品企画室 建築企画一課

安友 明子

浜田 有紀

2013年入社
事業管理部 事業企画室 人事総務課

浜田 有紀

國井 冴

2014年入社
本店 事業推進一部 事業推進一課

國井 冴

三木 優子

2015年入社
事業管理部 商品開発室

三木 優子

TALK 001.

TALK 001. 入社からこれまでの、キャリアのあゆみは?

國井 私は大京に入社して9年目。入社後は6年間営業を担当していて、その後、事業推進部に異動になりました。現在は主にマンションを建てるための土地仕入れを行っています。お客さまにフォーカスして向き合う営業とは少し違って、土地仕入れは社内外の取りまとめ役として動くことが多いですし、各エリアに対するマーケティング視点も持たないといけない職種。とても奥が深い仕事だと、日々感じています。

安友 私は大学で建築の勉強をしていたんですが、建物の設計よりも再開発等の大きなプロジェクトに関わりたいなと思うようになり、大京に入りました。東京・大阪での土地仕入れ業務を経験した後、東京に戻って現在の建築企画へ。土地にどんなコンセプトの建物を建てるのか、どんな方々をターゲットにするのかを考える企画業務を行なっています。

三木 大阪を経て、東京に再び戻られたんですね。ご自身で希望されたんですか?

安友 大阪ではファミリー向けのマンションの土地仕入れをたくさん経験できたので、知見をさらに広げるために、よりマーケットが大きい東京への異動希望を出したんです。社員それぞれのキャリアに対する希望をしっかり把握してくれるのが、大京のよいところだと思います。

三木 実は私も「東京に行きたい」という希望が叶って、現在のポジションへ異動になりました。私は建築学科出身で、建物をどんな人が、どう使うのかといったソフト面のプランニングにおもしろみを感じていて。大阪で建築企画や施工管理を経験したのちも、その想いは変わりませんでした。それで、「商品開発にチャレンジしたい」と会社に相談をしていたんです。

浜田 描いていたキャリアイメージを叶えられていて、素晴らしいです。確か三木さんはお子さんがいらっしゃって、産休・育休もご経験されていますよね?

三木 そうですね。2021年4月まで育休をとり、復帰してもうすぐ2年です。育児と仕事の両立は大変な面もありますが、商品開発業務という希望通りの仕事にチャレンジできていることが原動力になっているなと感じています。

浜田 私は入社後9年間営業部にいて、人事総務課には去年異動してきたばかりです。現在は主に、新卒採用や内定者の研修を担当中。未来の大京で一緒に働く若手メンバーを中心に、関わりを深めていっています。

TALK 002.

TALK 002. 担当している業務に対するやりがい、達成感を感じる瞬間は?

三木 浜田さんは営業から人事に異動されたとのことですが、内容が大きく異なる業務にチャレンジしてみていかがですか?

浜田 実は私は学生時代から販売目標があるアルバイトを経験していて、そのころから何かを販売して成果をあげることにやりがいを感じていたので、営業は自分の天職だと思っていたんです。だから人事への異動打診が来た時は、少し驚きましたね。ただ女性が活躍するフィールドを広げ、キャリアをサポートする会社の姿勢が伝わってきたので「自分がそれに貢献できるなら」と思い、新しい部署でもがんばろう!という意欲が湧きました。

國井 「不動産業界は男性社会」というイメージは未だ根強く残っていますが、それを変えていくために会社が女性のキャリアアップを応援してくれるのはうれしいですし、私たちもそれに積極的に応えていきたいですよね。

浜田 そうですね。異動して1年、まだまだ勉強中ですが、最近は営業時代に培ったアピール力を、人事の仕事にも生かしたいと考えています。お客さまに対して建物を、応募者に対して会社を、という違いこそあれど、営業も人事も、相手に対して自分がいいと思うものの魅力を伝える、というスタンスは共通しています。ただ具体性のある「モノ」の魅力を伝えられる営業と違って、人事は会社の雰囲気や志など、かたちのない概念をうまく伝えないといけない仕事。そこが難しくもあり、チャレンジしがいのあるテーマだなと思っています。

安友 慣れ親しんだフィールドで専門性を高めていくことも大切ですが、新たなチャレンジが自分を育ててくれることもありますよね。私も自分を成長させるために、住む場所や業務内容の変化を乗り越え、チャレンジを続けているところです。東京に来てから、単身者向け物件や超高額物件など、さまざまな種類のマンション開発に関われるようになって、徐々に知見が広がっているなと感じています。

三木 私が担当している商品開発は、未来で当たり前になるであろう「一歩先にある住まいの価値」を見出すことが求められる仕事です。今流行しているものではなく、これから来る波を察知するために、常にアンテナを張り巡らせています。

浜田 顕在化していないニーズを見つけるって、とても難しいお題ですよね。どのようにしてそういった「兆し」をキャッチしていらっしゃるんですか?

三木 堅いものでも、カジュアルなものでも、好き嫌いせずにメディアに触れるようにしていますね。政府の政策によって大京が生み出せる商品が変わることもあるし、SNSなどのバズから社会のニーズが高まることもあるので。そうして考案した商品が新聞に取り上げられたり、他社がそれを追随してくるようなムーブメントが起こったりすると、「やった!」とうれしい気持ちになります。

國井 やっぱり、自分が行った仕事への反応を受け取れると達成感が高まりますよね。以前私がお声がけしてご契約につながったお客さまが、「このマンションを買って人生が変わった。本当に感謝しています」と、わざわざご連絡くださったことがあって。建物を通して人の人生を良くする仕事をしてるんだな、と改めて実感できる出来事でした。

TALK 003.

TALK 003. 「これがあってよかった」と思う、社内の制度やサポートは?

三木 私は子どもがまだ小さいこともあって、フレックスタイム制にはすごく助けられています。育休終了後はしばらく時短で復帰していたんですが、フレックスタイム制のおかげでフルタイム勤務に切り替えることができたんです。

安友 今は、どんなタイムスケジュールでお仕事をしていらっしゃるんですか?

三木 朝、子どもを送ってから出社して、基本的には17時30分に退社。子どもを迎えに行き、帰ってから残っている業務を行なっています。時短の時も、「時間内に業務を終わらせるためにはどうしたらいいか?」を常に考えてタイムパフォーマンスを上げることができていたんですが、1分1秒を争うプレッシャーがあるにはあったので、今の働き方の方が心にゆとりを持てていますね。

浜田 フレックスタイム制をうまく活用されているんですね。そういった三木さんのご経験などを、女性のキャリアを支援する研修である「Woman Willフォーラム」で、他の女性社員たちにも知らせていけるといいなと考えています。

國井 「Woman Willフォーラム」では、具体的にどういったことが行われているんでしょうか?

浜田 女性社員の皆さんに集まっていただいて、自分のキャリアの棚卸しをしたり、これからどんなキャリアステップを歩んでいきたいかを話し合ったりしています。先輩女性社員のパネルディスカッションなども行われるので、「こんな働き方をめざしたいな」「あの人みたいになりたい!」といった自分のロールモデルも見つけることができますよ。

三木 「Woman Willフォーラム」は、自分が所属している部署だけでなく、他部署の女性社員や、社外で活躍されている女性にも出会える場。同じ目線でキャリアのことを語り合えるコミュニティをつくることは、ライフステージが変化しても働き続けていくにあたって、心強い支えになりそうですね。

TALK 004.

TALK 004. チャレンジしてみたいこと、将来の展望は?

浜田 どの会社に就職するかで、その人の人生って大きく変わると思うんです。だからこそ、人事としての覚悟をもって仕事に当たらないといけないなと日々感じています。会社のカラーを応募者の方に伝えて魅力を感じていただくための発信力はもちろんですが、採用する方がどの部署でなら輝けるのか、仕事を楽しめるのかをしっかり察知し、その人の良さを引き出す力を磨いていきたいですね。

三木 子育てと仕事の両立のリズムが整ってきて、最近は「ゆくゆくは管理職になりたいな」という展望が持てるようになりました。だからこそ私も、浜田さんがおっしゃったような「人の良さを引き出せる力」を伸ばしていきたいです。後輩たちが自分らしく活躍できるようなマネジメントができることが、いい管理職の条件だと思うので。

安友 子育てをしつつも全力で仕事に取り組まれている三木さんの姿勢を、会社側もしっかり見てくれているんじゃないかと感じています。私は大京に入ってからまだ一度も「女性だから」という理由で不平等な扱いを受けたり、悩んだり、といったことがないんです。それはきっと会社全体が、男性か女性かではなく、やるべきことにきちんと取り組んでいるかどうか、でその人を評価しているからだと思うんですよね。

國井 それは私も感じていますね。実力がある人は性別の差なく認められる環境が整っていると思います。ただ男性が多い業界であることは事実。だからこそ私は常に、「女性だから」と甘えないようにすることを意識しています。お客さまからも、あくまでいち社員として評価をいただけた瞬間が一番うれしいです。これからもこの姿勢を大切に、自分自身の実力で周囲に貢献し、よりダイナミックな成果を挙げていきたいと思っています。

安友 これから入ってくる女性社員たちがよりのびのびと働けるように、私たちでこの環境をさらに良いものにしていきたいですね。同じ部署に女性の後輩社員がいるので、「安友さんは生き生きと働いているな」と思ってもらえる、先輩や後輩たちの道標のような存在を目指していきたいです。

國井 そうですね。楽しいと思っている仕事を、「女性だから」「ライフステージが変化したから」といった理由で諦めなくてはいけないのが、一番もったいないこと。会社の制度やサポート体制をうまく利用し、時には女性がより働きやすいように改善も求めながら、私たち自身が自分らしいキャリアを切り拓いていく。その姿を見せることが、後輩たちの励みになるんだろうなと、今日改めて感じることができました!

  • 各社員の所属部署等は2023年1月時点の内容です。