2022年12月撮影

アンテナを張りながら、行動を重ねて、
人にも環境にも、やさしい住まいを。

2021年入社
建設管理部 商品企画室 建築企画一課

Profile

田口 未貴

田口 未貴

2021年入社
建設管理部
商品企画室 建築企画一課

マンションの建築企画を担当。建てて終わりではなく、その後の暮らしを見据えて、企画を練る日々を過ごす。休日も著名な建築物を見に行ったり、興味のある街に赴いたりしてインプットを重ねている。デザインの勉強で、弘前れんが倉庫や八戸市美術館などの美術館を巡るために、現在は青森への旅行を計画中。

(各社員の所属部署等は2023年1月時点の内容です)

Q.大京に興味を持ったきっかけ、
入社の決め手は?

建てたあとの暮らしまでを
描く姿勢に共感。

大学で建築を学び、日本の近代建築について研究していた私は、「生活と環境に関わる仕事」を軸に、就職活動を進めていました。そのなかで、大京がインターンシップを行っていることを知り、興味を持ちました。特に印象的だったのが、コロナ禍にも関わらず、対面で会う機会をつくりながら、一人一人としっかり向き合おうとしてくれた社員の方の姿でした。また、インターンシップの内容も実践的で、土地の条件を与えられ、その環境に合うマンションを企画するという仕事を体験でき、働く姿が明確になりました。さらに、会社説明のなかで「ストック型社会をめざす」「建てて終わりではなく、建物を長く使ってもらうためにどうすべきかを考える」という想いを知り「ここで働きたい!」と思うようになりました。

2022年12月撮影

Q.入社後のキャリアステップと、
現在の業務内容を教えてください。

土地の魅力を紐解き、
理想の生活をかたちにする。

入社してすぐ商品企画室に配属され、現在も主にマンションの企画を担当しています。事業推進課が仕入れた土地の特徴や歴史、競合他社の状況などを把握しながら、コンセプトを打ち出し、最適なプランに落とし込んでいきます。他にも、施工会社やデザイナーとの打ち合わせ、費用対効果の検討、社内承認の取得など、工事を着工させるまでのあらゆる業務に携われるのが企画職の魅力。周囲を唸らせるクオリティと実現可能性を両立させた企画を考え、推進することが求められる責任重大なポジションです。仕入れから着工までの数カ月、お客さまに豊かな暮らしを提供することを目指して、まっすぐ土地と建物に向き合っています。

一日の
スケジュール例

  • 08:30 出社、メールチェック
  • 09:00 業務開始、ミーティング
  • 10:00 外観・エントランスなどの
    意匠デザイナーとの打ち合わせ
  • 13:00 メーカーとの打ち合わせ
  • 14:00 現地調査のため外出、帰社後、
    企画資料作成
  • 17:30 退社

Q.やりがいや成長を感じた瞬間は?

試行錯誤を繰り返した企画が、
社内で認められたとき。

企画は、考えた内容に対して多くの人から支持をもらい、プロジェクトを前に進める「旗振り役」ともいえる仕事。だからこそ、自分の頭の中にあるイメージや考えに説得力やエビデンスを加えて、相手に真摯に伝えていく姿勢が重要です。もちろんプロジェクトによっては、周囲と自分の意見がすれ違い、なかなか企画が通らないことも。例えば、入社2年目に担当した北海道のマンションの企画では、丸みをもつ庇を提案したのですが、社内からは別の形状を希望する意見が上がってきました。諦めきれなかった私は、その後もデザイナーと打ち合わせを重ね、そのデザイン性に理由と想いをしっかりと乗せた企画を再提案。無事に承認を得ることができ、大きな達成感に包まれました。

2022年12月撮影

Q.仕事をする上で、大切にしている
ことは?

その土地での暮らしを想像し、
のびのびと、自由に発想。

情報収集の手段が多様化している今、ネットで情報を取得し、画面上で企画を進めることも可能といえば可能です。でも、そんな時代だからこそ、あえて私は現地に赴き、自分の目で見たこと、感じたことを大切にしています。なぜなら、世の中には、ひとつとして同じ物件・同じ土地はなく、その場が持つ魅力を根底まで理解することが必要だと思うからです。建物や土地の特性を丁寧に解釈し、ターゲットや街の雰囲気までも調査した上で、自分の想いを乗せていく。そうすることで、唯一無二の企画が生まれると信じています。発想をやわらかくするコツは、頭の中で“一度その土地で暮らしてみること”。「自分がもし親だったら」「母と一緒に住むのだったら」どんなマンションがいいだろうか、と想像を膨らませて、企画を練る日々を楽しんでいます。

Q.今後、挑戦したい/実現したいことはありますか?

ZEHの先の未来をつくること。

豊かな暮らしを叶えながら、地球環境も守っていく。そんな住まいをつくることが私の目標です。まだ世の中にないものを創るためには、常に新しい技術を吸収し、マンションの企画に生かす努力が大切。アンテナを張り続けるのにはエネルギーもいりますが、常にトレンドを敏感にキャッチし、挑戦的な企画をしようと奮闘している仲間の姿から刺激をもらうことで、前向きに頑張れています。現地での体験を企画に落とし込む行動力と、若手ならではの新しい発想力を武器に、住む人にも環境にもやさしいマンションを生み出していきたいです。
・ZEHとは、省エネルギーと創エネルギーで年間エネルギー消費量の収支をゼロ以下にすることを目指した住宅

2022年12月撮影