2022年12月撮影

ステークホルダーとの対話を大切に、
みんなの「最大公約数」を探る。

2018年入社
開発事業部 第二開発企画室 再開発課

Profile

二橋 舜輝

二橋 舜輝

2018年入社
開発事業部 第二開発企画室 再開発課

マンションの建て替えだけでなく、「まち全体」「暮らしそのもの」までをデザインする再開発業務を担当。日々、ステークホルダーと対話を重ねながら仕事にあたっている。休日は愛犬と遊んだり、バイクで遠出したりするなど、リフレッシュしている。

(各社員の所属部署等は2023年1月時点の内容です)

Q.大京に興味を持ったきっかけ、
入社の決め手は?

全国で開発を手がけられる、
ダイナミックな仕事に惹かれた。

不動産業界、とりわけ住まいに関する仕事に就きたいと考えて就職先を探し、大京を知りました。応募したのは、大京が全国に住宅を供給してきた実績豊富な企業であること、そして現在も地域に密着した活動拠点を各地に有していることに魅力を感じました。エリアを限ることなく、幅広い地域のお客さまに貢献できる点に強く惹かれたんです。選考中は関連会社を含め、さまざまな社員の方とお話ししました。その時、「社員全員が“お客さまの暮らしを豊かにしたい”という高いプロ意識を持って働いているんだ」と気づき、それが入社の決め手になりました。

2022年12月撮影

Q.入社後のキャリアステップと、
現在の業務内容を教えてください。

一人でも多くの希望を
叶えるという使命に、全力で挑戦。

入社から今に至るまで、ずっと再開発課に所属しています。私たちのミッションは、建物の老朽化や人口減少など、時代の流れとともに課題が出てきたまちを、現代にマッチしたかたちに更新をしていくこと。暮らしの利便性を向上し、まちの価値を再発見するという、規模感の大きな仕事です。現在は準備組合の立ち上げから運営、土地の権利者との合意形成など、再開発に関わる業務を任され、関係者と力を合わせてプロジェクトを推進する役割を担っています。行政や地権者、ゼネコン、設計会社、コンサルティング会社など、多くのステークホルダーが関わるのが、再開発事業の特徴。一人一人と丁寧に向き合って、できるだけ多くの方を幸せにする、「最大公約数となる答え」を探し求める日々を送っています。

一日の
スケジュール例

  • 08:45 出社、メールチェック
  • 09:00 業務開始、稟議資料作成
  • 10:00 社内打ち合わせ
  • 11:00 社外(権利者、コンサルティング会社、設計会社、ゼネコンなど)打ち合わせ
  • 17:00 資料作成
  • 18:30 退社

Q.やりがいや成長を感じた瞬間は?

1年目でプロジェクト推進役に。
無我夢中で乗り越え、
一皮剥けることができた。

エリアの一等地を開発することで地域に大きな貢献をもたらすことができる点が、再開発のおもしろみであり、苦労する部分でもあります。特に心に残っているのは、1年目に担当した某地方都市のプロジェクト。都市計画事業として公共事業に近いような開発で、ステークホルダーも、期日までに踏むべきステップも非常に多く「本当に自分にできるのか?」という不安がよぎりました。でも、任されるからにはやるしかない。そう思って、とにかく細やかにスケジュール調整を行うことを心がけて動いていました。行政や協力会社と一日に何十回も連絡を取り合って、行政手続きを無我夢中でこなし、無事にプロジェクトを終えて、関係者で喜びを分かち合った瞬間は忘れられません。

2022年12月撮影

Q.仕事をする上で、大切にしている
ことは?

このまちに本当に必要なものを
問い、本質的な開発をめざす。

東京などの大都市は、住民も多くニーズも多様なので、どんな開発を行なってもある程度の成果を出すことが可能です。しかし地方都市の場合、単にマンションや商業施設を建てるだけではなく、そのまちごとに課題を見出し、制約の中で本質をついた開発を行うことが必要です。その「本質」を見つけるために、私は必ず再開発エリアにある当社の支店を訪れるようにしています。まちに精通した社員と意見交換を行うと、実際にその土地に住んでいる人たちが描く「理想の暮らし」が見えてきて、実現を阻む課題も段々と分かってくるものです。これからも地域の中に入り込んで、本当に求められているもの、本質的な課題を見つける姿勢を大事にしていきます。

Q.今後、挑戦したい/実現したいことはありますか?

住まう方の人生に、何十年にも
わたって寄り添えるまちをつくる。

私がめざしているのは、住まう方が「ずっと住み続けたい」と思いながら暮らせるまちに変えること。だからこそ、近年注目が集まっている「コンパクトシティ」「ウォーカブル」といったテーマを重要視していて、平たく言うと「徒歩で便利に暮らせるまち」に変えていきたいと思っています。転入してきた時は若くて元気でも、20年、30年と暮らし続ければ、「坂道がしんどいな」「スーパーが遠いな」と感じるようになるはずです。長く住んでいただきたいから、計画の段階で住まう人の将来を見据えたデザインを行い、保育園や高齢者施設、病院など、必要なサポート機関も適切に配置する。そんな、何十年先までを見通した「人生に寄り添うまち」に変えることが、私の目標です。

2022年12月撮影