Profile

S・R
2024年入社 /
経理部 分譲・流通事業チーム*
台湾出身。大学在学中に1年間の交換留学で日本を訪れ、卒業後は日本で働きたいと思うようになり、大京に入社。現在は経理部に所属している。言語や経理の専門知識に日々磨きをかけながら、休日にはカメラを片手に散策に出かけるなど、日本での生活を満喫中。
*経理部は2020年8月にオリックス不動産株式会社に移管されています。(所属部署等は2025年2月時点の内容です)
Q.大京に興味を持ったきっかけ、
入社の決め手は?
歴史を大切にしながら、
挑戦を続ける姿勢が決め手に。
台湾で育った私ですが、日本の製品やサービスは上質だ、というイメージを昔から持っていました。成長するにつれ、MADE IN JAPANが信頼される理由を知りたいと思うようになり、交換留学に挑戦しました。留学を経て実感したのは、日本人が持つ繊細な感性、細やかな気遣いの素晴らしさでした。卒業後もこういった感性に触れながら働いていきたい。そんな想いで日本企業への就職をめざし、大京に出会いました。はじめは大京に対して「歴史ある会社」という程度の知識しかありませんでしたが、選考の中で「THE LIONS」へのリブランドやダイバーシティ推進室の取り組みなど、新たな事業や価値提供に挑み続けていることを知り、入社したいと思うようになりました。

Q.入社後のキャリアステップと、
現在の業務内容を教えてください。
培ってきた経験を生かしつつ、
不動産経理に奮闘中。
入社後は、研修を通して大京のさまざまな部署の業務について理解を深め、最終的に経理部へ配属されました。台湾の国税局や会計事務所でインターンを行ったことがあったため、その経験を生かせる経理部で働けることが、とても嬉しかったです。現在は賃貸収支に関連する業務を担当すると共に、マンション物件の固定資産税・都市計画税の按分や組替作業、固定資産按分や償却業務なども担当しています。会計業務の経験があるとはいえ、不動産経理は特殊な仕組みや専門用語にあふれた世界です。経理に関するテキストや会計のオンデマンド授業を活用しながら、一人前をめざして勉強を続けています。
一日の
スケジュール例
- 09:00 社内通達を発信
-
10:30
各部署からの情報を確認し、
固定資産の変動をチェック - 11:30 集計データの精査・確認
- 13:00 問い合わせメールなどへの対応
- 15:00 担当科目の精査・確認
- 16:00 部署内の報告会
- 17:00 各部署へのメール連絡
- 17:30 退社
Q.やりがいや成長を感じた瞬間は?
こつこつと続けた作業が実を結び、
自分の成長を実感できた。
経理の仕事は、長時間にわたってPCの画面と向き合い、膨大な量の数字を取り扱います。一つ数字を間違えただけで、最終的な計算結果が大きく変わってしまうこともあるため、決して気を抜けません。ただ、こつこつと作業を続ける必要がある分、一発で正しい結果を導き出せた時には、大きな達成感を感じられます。最近は四半期決算の資料作りも任せていただけるようになり、自分自身の成長を実感中。こうやって私が成長できているのは、いつでも快く質問に答え、正しい方向に導いてくれる上司や先輩方の存在のおかげです。時には他部署の先輩が、仕事の進め方を教えてくれることもあります。「若手を育てよう」という空気感が全社的に当たり前にあることは、大京の魅力の一つだと思います。

Q.仕事をする上で、大切にしている
ことは?
「何のためにやるか」を常に考え、
全体の流れを把握。
数字の入力や計算が主となる経理業務は、場合によっては「こなし仕事」になってしまいがち。しかし実際は、担当する業務に一つとして独立したものはなく、私の手に届く前、私の手を離れた後に仕事を担当する人が必ず存在し、それぞれの業務が大京の事業を支えているはずです。また、知っておくべき会計原則や適用すべき会計基準も数多く存在します。だからこそ、仕事を作業としてこなすことはせず、「どのような仕組みの中でこの作業が生まれたのか」「なんのために、この作業が必要なのか」を常に考えるようにしています。俯瞰的視座を持った上で、正確に、速く仕事を行うことが、経理に求められるスキル。正確に速く、という部分はまだまだ修行中なので、先輩方の指導を受けながら、さらに伸ばしていきたいと思っています。
Q.今後、挑戦したい/実現したいことはありますか?
仲間の助けを借りながら、
めざすは経理のプロフェッショナル。
業務に慣れるにつれ、「仕事を通じた学びに、終わりはないんだな」ということが見えてきました。不動産経理には特例やイレギュラー対応も多く、新たな制度や法律の登場によって、処理の仕方が変わることもあります。こういった変化に対応する力を、一人きりで身につけるのは至難の業。そのため私たちのチームでは、定期的にベテラン社員が勉強会を開催し、若手の私たちにさまざまなナレッジを授けてくれています。勉強会に参加するたびに感じるのは、先輩方の知識の広さと理解の深さ。どんな質問を投げかけても、即座に正確な答えが返ってきます。いつか自分も諸先輩方のような経理のプロフェッショナルになり、管理部門の立場から大京の事業を支えつつ、そのスキルを後進の育成にも生かしていきたいです。
